2019-10-05

WEBサイトのリニューアル&ブログの引越し

 こんにちは。majakka(マヤッカ)です。

このたび、WEBサイトをリニューアルいたしまして
それにともない、こちらのブログも引越しをする運びとなりました。

雰囲気はちょっと変わりますが
majakkaのshopも工房も
そして、作り手となる、わたしたちも変わらずです。

今後ともよろしくお願いいたします。

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NEWアドレス

https://kagu-majakka.com

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いままで、ブックマークをして読んでくださった方々へ

上記のアドレスを、あらためて読み直していただけますと幸いです。





2019年10月 / majakka「家具+額縁」

家具:中原秀章  額縁:中原あずさ


2019-04-12

オーダーメイドの扉をひらく

こんにちは。
majakkaのオーダーメイド額縁です。

自分のあたりまえが、まわりの人にとっては、あたりまえではないこと。
最近、それに気づき、反省しながら前に進もうとしています。

そのひとつとして、まず、「額縁の説明書」を作り直しました。
きちんと、額縁の入り口から見直すことにしたのです。




いままでは「オーダーメイド」は、みんながわかっていること。
という、わたし勝手の前提で、
オーダーメイドで額縁を作って飾ると、ほら、こんなに素敵だよ。
と、語りかけていたんです。

でも、お店の奥の作業場で制作しながら、来店される方の様子を見ていると
多くのかたは、オーダーメイドという物の在り方(販売の仕方)は意識されていないことに気づいたんです。

陳列された商品の中から物を選んで買う。
そんな普通の買い物のスタイルに慣れ親しんでいれば
自分の欲しいサイズ、欲しい雰囲気の物を、ゼロから作ってもらう。
という買い物の仕方は戸惑って当然だと思うのです。

それにもかかわらず、「オーダーメイドとは何か?」を、お客さまに向けて
紐とかず、発信もしないまま、制作を続けていました。

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では、今回、作り直した「額縁の説明書」をもとに、
majakkaのオーダーメイドとは何か?を、お話しいたします。

(majakkaの掲げるオーダーメイドのスタイルになります。
大手販売店等とは違いがあることをご了承ください)


majakkaでは、飾るモノ、飾りたいと想う気持ちを主人公として、お迎えしています。

そして、
飾るモノの個性と、
そのモノに宿る背景(ストーリー)と、
お客さまの、そのモノに寄せる想いを

じっくり伺いながら、かけあわせて、
「どんなカタチに完成させていくか」というイメージを提案していきます。



既成の額縁の枠から好みの物を選んで、
寸法に合せて切って、組んで、納めて完成。
という従来の注文方法では、
額縁という枠が主体で、飾るモノの個性はおざなりです。

なんとなく額縁には入ってるけれど、何故かしっくりこない・・・
というのは、こんな「枠」が主体になっているからではないかと、わたしは考え
majakkaではこの方法はとっていません。



お客さまのアタマに浮かぶイメージに寄りそいながら
じっくりと時間をかけて質問を重ねていきます。

その「飾るモノ」に対する、お客さまの気持ちが
じんわりと、見えてきます。

オーダーメイドでかたちづくるのは、そういった見えないもの、
想い・気持ち・記憶・時間・・・を大切にふちどり、

暮らしに置く、
ご自身のそばに置ける「かたち」にすることなのです。

そして、それが暮らしに在ることで、
じわじわと、ゆっくりと。
心がゆたかになり、

いつしか、

心をてらす灯りとなる。

それが、majakkaのお届けする、
お届けしたい、オーダーメイドの「かたち」なのです。




大好きな音楽を聴いていたら、あの時のことを思い出し
ふわっと涙がこぼれたり

ある香りを感じたときに、
それが懐かしい記憶と結びついたり

そんな、誰にでもある「あ!」のかけがえのない瞬間を
美しくきりとり、ふちどることで、永遠をつむぐものが、額縁であると。

わたしは、思うのです。


いかがでしょうか?
伝わりますでしょうか?




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※額縁の説明書は、majakka店内(&入口・外)に置いてあり、
どなたでも手に取り持ち帰っていただけるようにしてあります。

お近くにお越しの際に、ぜひ、ご覧いただけましたら。うれしいです。




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神戸・須磨。海と山のある穏やかな町で小さな工房とお店を夫婦で営んでおります。
それぞれに家具(夫が担当)と額縁(妻が担当)を手づくりのオーダーメイドで製作しています。
ひとりひとりの暮らしにあわせた、無垢の木の家具と、大切な想いをくるむ額縁。
お客さまの暮らしが心地よくゆたかに育っていくお手伝いをしています。


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** majakka「家具+額縁」WEBサイト ・・・→ こちら

** 額縁のご注文は ・・・→ こちらのページから



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2019-02-04

キルト作品を箱型額縁に飾る

こんにちは。
majakkaのオーダーメイド額縁です。

majakka・オーダーメイド箱型額縁・キルト作品


真っ白のキルト作品を飾る額縁です。

「飾りたい」想いは募りながら、なかなかタイミングが作れず、ようやく。
完成したものをお客様にお渡ししたときの、ホッとした安堵の表情が印象的なご注文でした。

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飾るものは、
布地も白く、刺繍糸の色も白という、
白の陰影とキルトの縫い目の立体感が、
模様を浮かび上がらせる繊細な作品です。

無垢の木をご希望されていたので
作品の映える色を検討しながらブラックチェリーをご提案。
(※赤みのあるオレンジ色が特徴で時間の経過で色味が深くなっていきます)


majakka・オーダーメイド箱型額縁・キルト作品


無垢の木の額縁は縁のデザインを何種かご用意しており
そのなかから、木の重厚感を味わえる階段タイプのものを選んでいただきました。
(シンプルなフラットタイプ、陰影の生まれる内流れタイプetc・・・)

作品にふくらみがあるので、薄い額縁でプレスするのでなく
作品の周囲に空間を設け、ふっくらとしたキルトの表情を活かすため
額縁の構造は、厚みのあるものを飾る箱型の額縁に。

額装は、縁のオレンジ色(木)と作品の白を際立たせる、
深い青色の布のマットボードで仕上げてあります。

majakka・オーダーメイド箱型額縁・キルト作品


飾る場所は、玄関と決まっておりましたので
壁面のサイズを測っていただき、額縁のサイズと壁面のサイズが対比して見れる平面図面を作成し、完成品のサイズを検討していただきました。


ご自身にとっての大切なモノが、
暮らしのなかで、自然なかたちで飾られることは

暮らしに自分らしさという灯がともること。
落ち着く・あたたかい・・・そんな想いで日々を過ごしていただきたい。

majakkaの額縁の願いです。



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【無垢の木の額縁】

材種: ブラックチェリー
デザイン・仕様: 階段タイプ・箱型額縁
サイズ: 530×450㎜
価格: お問い合わせください

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神戸・須磨。海と山のある穏やかな町で小さな工房とお店を夫婦で営んでおります。
それぞれに家具(夫が担当)と額縁(妻が担当)を手づくりのオーダーメイドで製作しています。
ひとりひとりの暮らしにあわせた、無垢の木の家具と、大切な想いをくるむ額縁。
お客さまの暮らしが心地よくゆたかに育っていくお手伝いをしています。

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2018-08-08

創作額縁展-森と灯台-、はじまりました

こんにちは。
majakkaのオーダーメイド額縁です。

無事、搬入も済み、8月1日より

『森と灯台』-創作額縁展-、はじまりました。

(詳細は、こちら)

夕暮れのミュージアム、
ひっそりとした静寂につつまれた時間のなかで、準備は進みます。


創作額縁展・森と灯台・majakka・中原あずさ


八ヶ岳の緑深い草原に立つ、
美しい石の建物の一角に、飾ります。


創作額縁展・森と灯台・majakka・中原あずさ


森の木々の風景を綴る額縁、

森にぽっかりと浮かぶ、灯台のある額縁。


では、なぜ「額縁」を作品として飾るのでしょう?
今日は、そのお話しをいたします。

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わたしは通常は、お客さまからのご依頼を受けて
オーダーメイドの額縁を製作する仕事をしております。

額縁・・・というと、
作家さんのもの?特別な人が必要としてるもの?と、捉われがちで。
物としては「たんなる木枠にすぎない」と、思われがち。

見えてるけれど、正直、誰も見ていないし、見ようともしていない。

そんな存在かもしれません。

だからこそ、見てもらいたい。
気づいてもらいたいのです。

「 見えているのに、見ていない 」

それらに、真の美しさや大切なことが秘められていることに。


創作額縁展・森と灯台・majakka・中原あずさ


額縁は陰の存在です。

でも、美しい陰でなければ、
飾るものも作品も、映えません。


今回、創作額縁を作り、展示する機会を通し、
陰に光りを照らします。

そこから見えてくる、
陰の意味、
陰となる額縁の果たす役割を
知っていただくことができたら幸いです。


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創作額縁展・森と灯台・majakka・中原あずさ


展示のかたわらには、
今回のブログで書いた「陰」について、
額縁についてまとめたものを用意しました。

お手にとっていただけましたら、うれしいです。

また、お気軽にご感想等、書き残していただけるよう
小さなノートもあります。


美しい景色の中で、
日常を離れた時間を過ごすことを愉しむ。

そんな機会を作りたくて、この地を選びました。

ぜひ、味わいに来てくださいな。

贅沢な空間が広がっておりますよ。



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神戸・須磨。海と山のある穏やかな町で小さな工房とお店を夫婦で営んでおります。
それぞれに家具(夫が担当)と額縁(妻が担当)を手づくりのオーダーメイドで製作しています。
ひとりひとりの暮らしにあわせた、無垢の木の家具と、大切な想いをくるむ額縁。
お客さまの暮らしが心地よくゆたかに育っていくお手伝いをしています。

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2018-07-28

創作額縁展と、額縁つくりワークショップ

こんにちは。
majakkaのオーダーメイド額縁です。

8月1日~10月29日まで

八ヶ岳の麓、えほんミュージアム清里のカフェスペースにて

創作額縁展 【 森と灯台 】 を、開催いたしております。

majakka・創作額縁展・中原あずさ

majakka・創作額縁展・中原あずさ


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本来、見えない、見ない存在となる額縁に
光りをあてることで

見えないものに、
真の大切が宿ることに気づいていただけたら幸いです。

では、「大切とはなんだろう?」

そのこたえを、額縁を主役に仕立てることで表現しました。


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会期中は、展示会場にて
額縁つくりのワークショップも開催いたします。


◆◆ 『秋・模様』 オリジナル額縁つくり・ワークショップ ◆◆

とき: 9月29日(土) 13:30~16:00

場所: えほんミュージアム清里

参加費: 3600円(入館料含む)

定員: 4名

〆切: 9月25日

申込・問合せ: メール、あるいはお電話で

(メール:info@kagu-majakka.com 電話:078-737-0172)


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メールでのお申し込みには以下の事項をお書き添えください。

① お名前
② ご住所
③ お電話番号(当日ご連絡のとれるもの)
④ 参加人数

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majakka・創作額縁展・額縁つくりワークショップ


秋の景色を、額縁で表現します。

独自の技法から生まれる、手づくりの額縁制作。

ぜひ、ご一緒に愉しみましょう。

きっと、あなたの「大切」を飾る、唯一の額縁になるはずです。

(サイズはハガキを飾る大きさの額縁になります)


majakka・創作額縁展・額縁つくりワークショップ


展示・ワークショップに関し
わからないことがありましたら、ぜひ、お気軽にお問合せください。

(メール:info@kagu-majakka.com 電話:078-737-0172)


みなさまのお越しを心よりお待ち申し上げております。



majakka・額縁  中原あずさ




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お客さまの暮らしが心地よくゆたかに育っていくお手伝いをしています。

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